社会的健康と地域づくりを支える研究会

お知らせ

R1年度 第2-3回目の勉強会 報告

すっかり報告が遅くなりました。反省しきりですが、参考程度に簡単にお知らせいたします。

R1年度の2回目の勉強会は昨年11月に、3回目の勉強会は2月に実施しました。

第2回目(11月)は震災の経験を振り返りました。

訪問看護ステーションやグループホームを運営されている事業者に話題提供をしていただき、支援者として経験したことや感じたことなどをお話しいただきました。はっとする出来事、感心した出来事、そして、その後の取り組みなど、普段は聴くことのできない内容がとても新鮮でした。

その後、参加者全体で経験したことを共有し、それぞれがゆるやかに災害時を振り返り学ぶ機会としました。

第3回目(2月)は、支援者として「支援とは?」を考えました。3人の話題提供者の方たちから、それぞれ、人間としてきついなぁと思うことなど、平素の支援業務で感じていること、個人の課題などお話しいただきました。キャリアも職種も活動地域も違う3人の方々から、個性豊かな経験をうかがうことができました。

その後、3つのグループに分かれて、経験を共有し、ストレス対処法をシェアしたり、話すことでストレスを解消したりと、楽しくワークをしました。その後の懇親会も含め、笑いが絶えない盛会となりました。

社地研ならではの付箋紙+模造紙ワークですが、ふりかえってみると、実施するたびに緩やかになっています。

R1 年度は、話題提供をききながら、ピンときたキーワードやフレーズ、その時思い浮かんだことを付箋紙に書いていくスタイルとしました。グループワークではそれを提示しながら好きなことを話し、まとめることをゴールとせず「プロセスを楽しむ会」となっています。

自由な対話の中で支援者として自らを振り返る機会は「他で体験できない」と好評で、運営者も嬉しい限りです。

これからも、支援者が元気になれる企画を地道に続けていく予定です。

ご参加の折には、新たな発見をして、思い切り楽しんでお帰りくださいね。

専門職以外でも入会可能になりました(会則一部改定)

このたび、会則第4条が改定され、対人支援専門職の資格をお持ちでない方も、役員会の承認によって入会が可能になりました。

以下は会則の抜粋です。なお全文は、入会案内のページからダウンロード可能です。

(会  員)

第4条  会員は、本会の目的に賛同し入会を希望する保健・医療・福祉・司法等の専門職および同分野の大学院生、研究職等の学識経験者、および、本研究会の事業に関連する対人支援を担う事業所の職員等とする。また、これらに該当しない場合でも、役員会の承認を得て入会することができる。

(1)入会を希望する者は、会員の紹介を得なければならない。

(2)当会の会員は、事業を通じて知りえた個人情報等についての守秘義務を負う

(3)退会を希望する者は、役員に申告し役員会での承認を得なければならない。

(4)本会は、目的に違反した者や安全な事業の遂行に対して損害を与えた会員を、役員会の承認を得て除名することができる。


R1年度 第1回目の勉強会 報告

去る7月6日(土曜日)、今年度1回目の会員向け勉強会が終了しました。

会員13人、非会員6人、総勢19人で「支援」について熱く語りあいました。

はじめに、話題提供者(会員;PSWとNs)の3人から「私の考える支援について」と題して、思うことを語っていただきました。職種やキャリアが全く異なる三者三様の世界観。つい自分も話したくなる、そんな刺激的で心あたたまるトークでした。話題提供者の皆さん、ありがとうございました!

聴き手側は「支援ってなんだろう?」と考えながら3人のトークを聴くのが課題でした。考えて聴きながら、ふっと思い浮かんだキーワードを付箋にメモ。トークのあとは、3グループに分かれ、キーワードを書いた付箋を模造紙に貼りながら、何を思ったか語り合うセッションをしました。

付箋紙は似たような内容のものを集めてペンで囲い、支援を図で表現する・・・という企画だったのですが、本音トーク炸裂でそこまでたどり着かず、最後は「え~?もう時間なの??」と言いながら、プレゼンでシェア。形になっていないことを堂々と、まとまらない話を「え~っと何だったけ?」と言いながら明るくプレゼンするのが社地研流。楽しく盛り上がって終了しました。

企画段階では、支援について考えるなんて、そんな難しくて大きなこと考えられる?言葉が出ないよね??なんて言ってましたが、杞憂でした。参加者の皆さんの力で、自由で楽しい場がうまれました。

令和元年度 会員向け勉強会のお知らせ

今年度も年3回の勉強会(例会)を実施いたします。

平素の仕事をいったん離れて、支援の本質について楽しく話し合いましょう。

今年度の大テーマは「支援とは?」です。タイトル・日程・内容(概要)は下記です。(3回目は未定です)

<企画の趣旨>

私たちの生業である「支援」について考えます。
支援になる行為と、ならない行為の違いはなんでしょうか?
支援する相手がいなければ、私たちは支援者として存在できないのでしょうか?
考えてみれば、当たり前でつかみ難い「支援」について、日々を振り返りながら立場を超えて話し合いましょう。
  1. (仮題)それぞれの立場で捉える支援 その違いと共通点
    7月6日(土曜日)15時~18時(懇親会あり)
    *職種の異なる複数の支援者から、支援についてどのように捉えているかお話いただき、グループワークをします。

  2. (仮)生活を支えるということ 震災を経験して
    11月8日(金曜日)18時30分~20時30分頃(21時に退室)
    *訪問看護ステーションの方から話題提供をいただき、意見交換会をする予定です。

  3. (仮)支援者だって人間だもの
    2-3月頃の土曜日で調整中
    *内容は企画中ですが、支援者としての私たちをみつめなおし支援しあうセッションにする予定です。

当会の勉強会は、自らの言葉で発言し考える過程を大切にしています。非公開で実施していますが、会員の紹介で非会員も参加することが可能です。その際、会員同様、守秘にご協力いただいております

会場などの詳細は、当HPのお問合せフォームより、お問合せください。

平成30年度 第2-3回勉強会の報告

HPの更新が遅くなりましたが、第2回目と第3回目の会員向け勉強会の報告をいたします。

★第2回勉強会★

当初10月開催の予定でしたが、都合で1月17日(木曜日)の夜間に開催しました。

この日は、大変な悪天候で、乗車した列車が止まってしまうなど、色々なアクシデントで来られない方もありました。

参加者は11人、治療者との対話を通して家族支援の多様性や普遍性について考えようという企画でした。

話題提供は「家族への支援の可能性を考える」と題しMDの会員が担当してくださいました。家族という集団の特性や、支援という現象の再考から説き起こし、映画『万引き家族』に描かれている家族を素材に家族支援に関する考察をお話いただきました。

あの家族に支援という名の関わりをするとすれば何ができただろうか、もしも支援という名の関わりが可能だったとすれば、いつどのようなタイミングでなされるのが妥当なのかという問題意識での考察で、話題提供後も参加者間でそのことに関する意見交換をしました。支援者側の価値観や立場によって家族支援の質が異なること、見守ることの意味に気づかされたように思います。

外は冷凍庫のような寒さでしたが、勉強会の空気はほっこりであたたまる内容でした。


★第3回勉強会★

2月16日(土曜日)の午後に開催しました。参加者は11人でした。

この日は他のイベントに重なって来られなかった方が多かったようでした。開催日の調整がつかず申し訳ありませんでした。

大テーマ「家族」の最後は、研究者に見えていることを現場と共有し、家族支援の多様性と普遍性について考えようという企画でした。

話題提供は「回復を促す時空間を構成するということ 集団支援における支援者の在り方を考える」と題し、ある家族支援に10年以上伴走してきた在野研究者(当会代表)が担当しました。

内側に支援者魂を隠し持つ研究者としてどのように現場をみつめ、どのような研究活動をしてきたのか、何を思いながら家族支援に伴走してきたのかなど、およそ公式の場では話されない研究者としての頭の中が語られました。

グループワークでは、話題提供でなされた「家族支援の実践に含まれるもっとも大事な成分は目にみえない。でも確かに在る。支援者にきいても言語化できないという。言葉でそれを説明するにはどうしたらいいんだろう?」という投げかけに対し答えをみつけていきました。

答えをみつけるために、研究者が現場にとって一体どんな存在だったのか皆で考えるという方法がとられ、当事者研究のようなグループワークになりました。

明確な答えが出たわけではありませんが、どうやら、研究者の倫理観や態度、何もしないけれど塩加減をみたり、合いの手を入れるかのような現場への関与が、少なからず家族支援の場を支えていたようだ、ということがわかりました。

そして「やっぱり目に見えないけれど、大事な成分が在るね。研究がんばってね!」というオチで幕を閉じました。


★次年度は「支援とは?」を大テーマに勉強会を企画していきます★

<< 1 2 3 4 >>

4ページ中1ページ目